ink-samurai2004-10-30

平成16年10月30日(土)
侍はあさってに迫った中国出張の準備で、朝から慌しく予定をこなしていた。
やっと一段落したのが夜の9時、その後私との打合せが始まった。
侍が中国出張で留守にする期間のスケジュールの確認だったはずが、
会社のビジョンや新規事業の話が限りなく続いた。
日付が変わった頃、煙草が切れたのをきっかけにお開きとなったが、
侍はまだまだ話足りないようだった。

侍と私は、思考や思想がよく似ている。
それもあって、話し始めると長くなることが多い。

侍は小さな会社を経営しているが、社員に対して「目の前に、
にんじんをぶら下げて走らせても、そのにんじんを食べることが
できない社員は成長しない。」という考えで接している。
実際に様々なにんじんを上手に食べさせてもいる。

今でこそ、小さな会社ではあるが、100億円企業になる日は
そう遠くはないと、今日の侍との会話の中で実感した私である。