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平成１６年１１月８日（月）
侍が経営する会社に“Ｙ”という男がいる。その昔、侍が拾って来た男だ。
侍の知人が管理していた賃貸住宅の家賃滞納者だった男を拾ってきて翌日から会社で働かせた。面倒見が良いというか、常識破りというか、とにかく、侍はよくそういう拾い物をする。どんな場面でも、出会いを大切にする侍ならではの行動である。
その“Ｙ”の体調がすぐれない、ただの酒の飲みすぎだとよいのだが。

侍から「雑誌を集めろ」と指示がでた。中国で販売などの展開をするらしい。
なんでも、日本語の雑誌などが中国で人気があるのだそうだ。

今日は、リフォーム部のミーティングがあった。
現在、いろいろな問題を抱えている部のミーティングということもあって、部外者ではあるが私も無理やり参加した。侍も海の向こうの中国から心配している。
議題は大きく分けて四つ
一つ目は、先日退職した社員が担当していた「ゴミ捨て」について。
二つ目は、とある社員が起こした車両事故の負担分配について。
三つ目は、固定給で働いていた社員が歩合給になることの障害について。
四つ目は、伝票の見直しと確認作業。
参加してみての感想はというと、「この部署がよくぞ現在まで存続していたものだな」に尽きた。もう、社会人のレベルではない。侍がこのミーティングに参加していたら、どのように感じ、どのように思い、どのように意見しただろう。多分、私と同じように絶句したに違いない。

今日はもう帰ろう。