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平成１６年１１月９日（火）
侍が単純な作業がはかどらずにいて、かなりピリピリしている。
無理もない、例の拾って来た男“Ｙ”が担当窓口を任されているからだ。
私が代わって窓口をしてあげたいのだが、私には私の仕事があるのでそうもいかない。
と、思っていた矢先に、侍から私あてに電話がかかってきた。
「長井君、頼むよ。」
簡単に流れを聞き、作業を進め、“Ｙ”のミスを見つけ出し、指示を出した。３０分後には先が見えた。
やれやれ、侍には申し訳ない気持ちで一杯だ。